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 浜頓別ユースホステルには二時ごろに着いた。すでに三人のホステラーが湖水祭りに参加するために来ていた。
「おっ、夏樹君お帰り。前と同じ部屋を使ってね。とりあえず、いま君を入れて四人いるから、さっそく筏作りの相談をしてくれるかな。どんなものを作るかは、君たちに任せるから」
「はい。ところで森山君は・・・」
「どこかへ行っちゃったみたい。夏樹君が牧場へ行った日に、どこへ行くとも言わずに行っちゃった」
「なんだ、一緒にお祭りに出ようなあって言うてたのに」
「ヘルパーたちも時間がある時は手伝わせるから、頑張って。多少の予算はあるから、とりあえず今いる人で話し合って」
 食堂に集まり筏作りの相談が始まった。一応、議長的存在としてペアレントさんにも参加してもらい、議事進行してもらった。
「とりあえず、皆さんの簡単な自己紹介をしましょうか、夏樹君から」
「えっ、僕ですか」
「ここでは最古参だからね」
「はあ、じゃあ、京都から来ました夏樹です。プー太郎してます。一週間ほど前にたまたまここへ泊まったら、お祭りがあるということで参加するために戻ってきました。今朝までは近くの牧場で少しお手伝いをしてました。よろしく」
「そのお隣の方」
「三木です。東京の大学三年生です。自転車で北海道を回ってます。一応、美大なんで絵を描くのは得意なんで、お任せください」
「村田です。札幌の大学二年生です、よろしく」
「埼玉出身の中山です。俺もプー太郎してます」
 そこへ突然現れたのが森山だった。
「おそなって、すんません。上田さんも来たはったんや」
「上田さんて誰のことや」
「夏樹さんことですがな。歌手の上田正樹にそっくりやもん、みなさんそう思いませんか」
「突然来て何を言うてんの、ほかの人は何のこっちゃ、わからへんから不思議な顔をしたはるやんか」
「いや、不思議という顔やないですよ、笑ろたはりまっせ」
「狙うたわけやないけど、うけたみたいやなあ」
 この後、ヘルパーをしていた土本も加わり関西弁が公用語のように飛び交うことになってしまった。

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2015.07.05 / Top↑
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