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「それ、面白いねえ。いいんじゃないですか」
 美大生が身をのりだし、笑顔が弾けそうだった。
「コンパネなら小屋の中に四枚ほどあったと思うよ」
 ペアレントさんが言った。
「ほなそれを四枚並べて、くっつけて、タイヤチューブの上に乗せれば浮くと言うことか。ほんで四隅に棒を立てて、紐を渡せばリングに見えるか」
 夏樹がその話を始めると同時に札幌の大学生が、ノートとペンを取り出し何やら計算を始めた。しばらく考えこみ、また計算をしてからおもむろに顔を上げ話し始めた。
「コンパネ一枚につきたタイヤチューブを二個ずつ付ければ、間違いなく浮きます。だいたいですがタイヤチューブの浮力と、コンパネの重さ、そしてそれに人間一人が乗るという想定で計算をしてみました」
「ええ、なにそれ、計算して浮くかどうかわかるんでっか」
 森山はとても難解な話についていけない様子だった。夏樹を含めた他のメンバーも少しついていけないようだ。
「ほな、タイヤチューブを探しに行きましょうか。どこに行けばあるかなあ・・・」
「車の修理工場なら駅裏の方に一軒あるけど、そこにないかな」
 ペアレントさんが言った。
「張りぼては段ボールの箱に古新聞を丸めて付けて肉付けさせ、模造紙を張って色を塗ればいいんじゃないですか」
「さすが、美大生、それなら軽いし大きく目立ったものが作れそうやね」
 土本もやる気まんまんのようだ。
「キン肉マン一人ではおもろないのとちゃいます。対戦相手もほしいでしょぅ」
「森山君、例えば誰がええと思う。キン肉マンの対戦相手なんか知らんで・・・」
「別にキン肉マンに出て来るキャラクターじゃなくても、いいんじゃないですか、あり得ない対戦、例えばプロレスと言えば、アントニオ猪木とか」
ダンプ松本も人気やで」
 美大生と森山が満面の笑みで顔を突き合わせていた。
「ほなその三人にしましょうか」
「夏樹君、車の免許もあるんだろ。家の車を貸すから材料集めに行っといで」
「おれですか。免許はあるけど、あんまり運転をしたことがないんでけど」
「じゃ、僕が運転しましょうか、今日も車で来ていますから」
「お願いしますわ、ほな行きましょか。まずは車の修理工場へ」



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2015.07.18 / Top↑
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