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「旅のはじまり③-3」

 新幹線が開業してからの日本の鉄道は、とにかく早く目的地に行くことが至上命令のように、線路も列車も改革されていった。電車のスピード化が進んでいる。
 しかし、なぜか今ではローカル線の郷愁を求めて地方の鉄道に人気があるようだ。鉄道ファンも増えているという。三、四十年前には存在しなかった(たぶん?)

『鉄子(女の鉄道ファン)』

も多くなっているという。
 テレビの趣味を特集した番組も、鉄道関係が一番多い。

 数年前から、各地で蒸気機関車(SL)が復活して、定期的に運行されているところが何箇所かある。定期的といっても週末や、春夏などの学校関係の休みのころといった、人々が観光として移動する時期が多いようだ。

SL


 四十年来の鉄道ファンとしては、「SL」の走る姿が見られるのは、とてもうれしいことではある。
 昭和三十九年に新幹線が東京、大阪間で開通した。そのころからだろうか、いわゆる時代の波にのまれるかのように、都市に近いところから「SL」は廃止されていった。
 関西でも昭和四十七年に山陰本線から姿を消した。

 煙害や維持費の問題。経済が発展するとともに、速さ、快適さを求める国の政策として「SL」が各地から姿を消し、採算の取れないローカル線は廃止されていった。一部は第三セクターとして経営存続されたが、長続きしなかったところも多いようだ。
 輪廻転生と言えば少し大袈裟な話になるが、戦中、戦後の遺物のような扱いを受けてきた「SL」が、二十一世紀のいまでは地方観光の目玉的存在として、地方の経済発展に一役買っているのだ。なんとも皮肉なものではないか。
 どんなに高学歴で優秀な頭脳をお持ちの政府官僚諸氏にも、未来を予測することは叶わないのである。

 長年の鉄道ファン「鉄ちゃん」としては蒸気機関車が復活するなら、それに引っ張られる客車も当時のものを復活させてほしい。
 今の、青や赤い色の客車はあの真っ黒な蒸気機関車には似合わない。
 ぶどう色の煤けた車体、丸く黄色いぼんやりとした灯りの室内灯、手動の乗降ドア。

『ガッタンゴゴットン ガン』

発車の時に子供が『ガン』と頭を打ち付けるような木の背もたれの座席にしてもらえんやろか。

客車2





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2008.05.12 / Top↑
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